温湿度データロガー RH-4HC
Amazonで格安のデータロガーを見つけてビニールハウスに設置しています。
温度、湿度計は以前から設置していましたが、その瞬間の値と最高最低は確認できるだけですしリセットを忘れてしまうと最高最低もわからなくなってしまうので不便でした。
3000円台の価格で16000pointの計測データが保存できますので30分間隔の計測でも333日分の計測が可能です。
サイズも小さく電源はボタン電池ですので簡便です。電池は付属のものでどのくらい持つかは不明ですが3月末に設置して6月末現在も問題なく稼働しています。
表示部分は省電力のため普段は何も表示されませんので、ちょっと温度を確認したいときには全面のボタンを押す必要があります。
データはUSBケーブル(Mini-B)でPCに接続してデータを吸い上げます。
PCには専用のソフトウエアが必要です。USBで接続すれば自動的にロードされますが保存は名前をつけて行います。
現在はハウス数棟ごとに5台設置していますのでそれぞれのデバイスごとに名称をつけてセーブファイルを作って作成しています。
画像のように付属のソフトウェアでは単純なグラフとデータのテーブルが表示されるだけです。
Excel、PDF、Wordなどの形式でExportもできますが、なかなか使い勝手がよくありませんし、このためだけにOfficeソフトウェアを購入するのももったいないのでテキスト形式で保存しています。
データをもとに飽差や最高最低気温の推移、積算温度などいろいろ計算して見てみたいのですが、この辺はデータベースにしないと面倒です。
現在VisualStudioをインストールしてc#でアプリケーションを作成中です。
とりあえずはフォームからセーブファイルを指定して読込、SQLite3のデータベースに保存する部分までできています。
SQLiteはAndroid端末でも利用できて便利ですね。
バックエンドを作成してデータをアップロードしておけばモバイル環境でも使いやすくなります。その場合はファイルを直接サーバーにアップしてLaravelなどで加工してデータベースに納めるほうが簡単そうです。
今の段階ではまずWindowsアプリとしてSQLite3からChartを使ってグラフ表示や期間指定して最高。最低の推移、積算温度の計算などができるとおもしろくなります。